大根の完全栄養のお話

煮物やおでん、お味噌汁の具などさまざまな調理法で食され、日本人が最も多く食べている野菜である大根ですが、低カロリーでありながらそこには多くの栄養素が含まれており、完全栄養食といわれています。

特に生の大根には酵素が多く含まれており、消化を助ける力があります。

また、すりおろすことでできる辛み成分のイソチオシアネートには、抗菌作用や抗炎症効果があり、その効果は「大根おろしに医者いらず」という言葉があるほどです。

一般的に野菜を干すと水分が抜け栄養が凝縮されて栄養価がアップしますが、切干大根は生の大根に比べ鉄分やカルシウム、カリウム、食物繊維といったさまざまな必須栄養素が大幅に増え、より多くの栄養素を摂取することができます。

大根のスムージーのお話

冬の野菜の一つに大根があります。煮物やおろしで食べる人が多いですが、大根を使ったスムージーでダイエット効果が期待できるのをご存知でしょうか。

果物などと一緒に大根をミキサーにかければ出来上がりです。加熱をせずにスムージー状にすることで、栄養素を加熱によって壊さず、より栄養素を吸収しやすくなりますし、大根に含まれているリパーゼは脂肪の分解作用があるので体脂肪が燃えやすくなります。

また、辛味成分であるイソチオシアネート、活性酸素を除去して肥満を防いだり、代謝を上げる効果が期待できます。便秘解消にも効果があります。ただ、生の大根は食べ過ぎると体を冷やしてしまい逆効果です。

1日の目安は、輪切りで1センチ程度でよいです。

大根の日本の産地のお話

大根は、漬物や煮物、味噌汁等、私達の食卓に無くてはならない美味しい野菜です。大根の種類は100種類以上あり、全国で生産されていて、春、夏、秋冬に区別されています。

夏大根の生産地は、生産量や植え付け面積ともに、日本の産地第1位の北海道です。夏でも涼しい気候をうまく利用して作っています。

春、秋冬大根は、その他の地域で生産されていて、日本の産地第2位は千葉県です。東京や神奈川等の大量に消費してくれるところの近郊に位置する、農業の盛んな県でピーナッツも有名です。そして日本の産地第3位はりんごで有名な青森県です。青森県は地域の特長を活かして、いろいろな農産物を生産しています。

4位は宮崎県ということで、北から南まで日本中で生産されている野菜です。

大根の栄養素のお話

今やスーパーマーケットなどで年間通じて手に入れることができる大根は、料理には欠かせないアイテムとなっています。そんな大根には様々な栄養素が含まれています。

まず挙げられるのがジアスターゼという酵素です。この酵素の働きによってでんぷんを分解、糖へと変化し、食べ物の消化をサポート、腸の働きを整えてくれます。

またイソチオシアネートという栄養素は発がん物質を抑える効果や二日酔いなどの胃もたれにも効果があります。また大根には身となる部分のみならず、皮や葉っぱ部分にも栄養素がたくさんあります。

具体的には老化防止などに効果があるカロテンや疲労回復に効果があるビタミンC、便秘などの改善に効果があるカリウムなどが挙げられます。

大根の世界の産地のお話

大根はアブラナ科の一種で日本の代表的な野菜としても知られています。世界の産地にはヨーロッパや中国などで栽培されており、日本では弥生時代前後より栽培され約100種類程の品質があります。

大根はアミラーゼなどの消化酵素や有害物を無害化する機能性分が豊富なんです。

消化を助ける胃液を分泌させて食欲を増進させる効果やオキシダーゼと言う酵素がガンの予防に効果があるとされており、大根の根はビタミンA、ビタミンC、食物繊維が豊富に含まれており葉の部分にはβカロテン、カルシウム、ビタミンC、葉酸、鉄分などが豊富に含まれています。

また大根おろしは体に吸収されやすく酵素が体内で働きやすくなるためダイエットにも効果的となっています。

大根の選び方のお話

新鮮な大根は、ずっしりと重くてみずみずしいです。具体的な選び方は、葉が付いている場合は葉の淵が黄色く変色しているものではなく、濃い緑色で葉がしっかり立っているものを選びましょう。

白い根の部分は、丸みがあってひげ根の少ないものをがうまく成長した証です。栽培環境がよくないとひげ根が多くなったり、くぼみがあちこちに見られデコボコになってしまうため、そういったものは避けます。

また、根の上部(葉とつながる部分)が黒いものは「す」ができている可能性があるため、黒くなく丸々として艶のあるものを選ぶようにしましょう。カットされた大根を購入する場合は、切り口を見て状態を判断します。

「す」ができていないか、変色やひげ根がないかをチェックしみずみずしく丸みのあるものを選びましょう。

大根の一番美味しい食べ方のお話

大根の一番美味しい食べ方は、おでんです。ほかの具材としっかり煮込んで味を含ませ、トロトロになるまで煮ることでしょう。大きく輪切りにすると煮崩れもしにくいです。

大根そのものは、生の時は辛みもありますが、煮るととても甘くなりますし、他の具材の味をとり込み、ますます美味しくなります。また、他の具材をも美味しくする効果があります。おでんには、練り物だけでなく、お肉類である牛筋や鶏もも肉も入れるとますますコクが出て美味しくなります。

すべての食材の味が絡み合い、味付けは、かつおだしやしょうゆ、砂糖、ミリン、酒、塩という、簡単なものだけなのに、たいへん美味しいです。簡単なお料理なのに、お酒が進むし、ごはんにもよく合います。

じっくりゆっくり何度も火を通すのがポイントです。

大根の一番安い価格のお話

大根は11月から翌年2月にかけて収穫が年間を通じて最も多い時期となります。したがってこの時期になると大根の価格が安くなる傾向にあります。

その相場は概ね1本あたり100円から200円程度となります。それ以外の時期の場合では概ね1本あたり200円から400円程度しますので、収穫時期の相場はそれ以外の時期の相場に比較して約半額程度となります。

さらに安く買う方法としては見切り品などを狙うと効果的で、1本50円を切るものも販売している場合もあり、これが一番安い価格と言えます。なお価格は大根の大きさ、売られる地域や商業施設、気候などによって変動します。

特に収穫不足になりますと収穫時期であっても価格は高くなる傾向にあります。