トマトの一番美味しい食べ方のお話

夏野菜のイメージが強いトマトですが実は暑い時期に育ったトマトは水っぽさが強いのです。濃厚で甘みが感じられるものは、日差しは強いけど気温はそれほど高くない4月~5月の時期や秋頃に収穫されたものが良いでしょう。

トマトの一番美味しい食べ方は旬の時期を見極める事です。トマトの栄養素で有名なリコピンは抗酸化作用や美肌効果にありますが、加熱処理してもその栄養価はほとんど変わることはありません。

そのため生で食べるのが苦手な方にはソースや夏野菜カレーとして、冬ならお鍋に加えてみましょう。いつもと違うアイディア鍋になります。また、リコピンは皮に多く含まれていますからなるべく皮ごと使用しましょう。

トマトは主役にも脇役にもなりますし生でも加熱しても食べられますから、毎日飽きずに利用できる代表的な野菜の一つです。

トマトの一番安い価格のお話

国産のトマトは平均で1個100円前後で売られていますが、初夏から夏にかけて旬の収穫時期になるとかなり安い値段で売っていることもあります。

一番安い価格は1個30円くらいで、特に農家の直売所など流通業者を通さず直接生産者が売っている場所ではとても安く購入できます。

安売りのトマトを大量に買っておけば洋風の煮込み料理を作ったり、自家製のケチャップにしたり、ミートソースやシチューの材料にするなどいろいろな使い方ができて便利です。ジューサーを使えばフレッシュなトマトジュースも作れるので健康にもよく、無添加の味を楽しめます。

安く売られている完熟トマトを見つけたら大量に買って、毎日の美容や健康のために役立ててみましょう。

トマトの一番高い価格のお話

一番高い価格のトマトとして有名なのは「徳谷トマト」です。高知市徳谷地区で作られています。

普通のフルーツトマトの糖度が8~10度程なのと比べて、このトマトの糖度はほとんどが10度以上あり中でも優秀なものは13度になるものもあります。

その美味しさの秘密は土壌にあります。徳谷地域は海水と淡水が混じりあっている汽水域にあるため、栄養たっぷりの土壌なのです。また、塩分を多く含んだ土壌で栽培されるため、トマト自身が養分を取り入れようとしてより酸味や甘みの強いものになるのです。

90日まで木熟させるため多くの糖分が蓄積され水っぽさもないのが特徴です。高いものではひとつ1000円以上もする高価なものになります。

トマトの簡単レシピのお話

トマトは栄養価にも優れ一口サイズで美味しく食べられる野菜として人気があります。トマトが苦手な方も調理法次第では食べられるものもあるのです。

トマトの簡単レシピとしてマリネサラダをご紹介します。トマトさえあれば他にどんな食材も必要ないので思い立った時にすぐできるのが嬉しいですね。

砂糖とポン酢を合わせたものにトマトを入れ冷蔵庫で冷やせば完成、調味料は自分好みの濃さにできるので誰でも美味しく食べられます。薬味として生姜や玉ねぎなど合わせれば本格的な料理に変身します。チーズとも相性が良いので、重ねたものにバジルを足したフレンチドレッシングをかければプチイタリアの完成です。

料理を作る際に酸味を消したい場合には砂糖を多めにすると良いでしょう。

トマトの和食レシピのお話

サラダに使う洋野菜として知られているトマトですが、実は中華スープに入れたり和風の味付けにしたり、洋食以外にもいろいろなメニューに使える万能の野菜です。

おすすめの和食レシピは醤油をかけたシンプルなサラダで、くし切りにしたトマトに少量の醤油をかけるだけであっという間にさっぱりした和風のおかずができます。

凝った料理に挑戦してみたいなら、トマトをナスやパプリカ、玉ねぎ、インゲンと一緒に味噌で煮込む和風の惣菜がおすすめです。フランス料理のようなオシャレな見た目なのに、味噌の味でごはんにぴったり合うおかずなので洋食が苦手な人でも無理なく食べられます。

味噌汁にトマトを入れるのも意外と美味しいので試してみましょう。

トマトの中華レシピのお話

「トマトを使った中華レシピ」というと、あまりぱっとは思いつかないかもしれません。
ここでは、3点のレシピを紹介します。毎日の献立に迷ったとき、
是非お役立てくださいね。

・トマトと卵の炒め
中華料理屋でも見かけることの多い一品。
多めの油で卵をまず炒め、お皿に移したあと
トマトを炒めます。その後卵を加えれば、簡単に調理できますよ。

・トマトと野菜の中華風和え
下処理したわかめやオクラ、ナスなどと
ゴマ油とゴマで和えれば中華風!簡単にできるのでおすすめです。

・エビチリソース
通常ケチャップを利用しますが、その代わりに
トマトをつぶしながら加え、塩等の調味料で味を調えます。
いつものエビチリとは違って、ごろごろとした食感が楽しめます。

トマトの洋食レシピのお話

トマトを使った洋食レシピは数えきれないほどありますが、今回は材料切って煮込むだけで簡単に作れる、ミネストローネスープのレシピを紹介します。

トマトは水煮缶(カット、ホールお好きなほう)を1缶使用します。野菜はじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、キャベツなどがあれば良いですが、冷蔵庫に残っている野菜なら何でも入れてかまいません。

それらの野菜を1センチ角に切ります。ベーコンなどの加工肉があればそれも1センチ幅に切ります。次に、切った材料を鍋に入れ、オリーブオイルで炒めます。材料にある程度火が通ったら、水とトマト缶とコンソメを加えて、材料が柔らかくなるまで煮たら出来上がりです。

にんにくやローリエがあればなお風味が出ておいしいです。

トマトの歴史のお話

トマトの歴史は、8世紀の初頭メキシコのアステカ族がアンデス山脈からもたらされた種を栽培したことから始まるとされています。

その後1519年メキシコへ上陸したスペイン人エルナン・コルテスがその種を持ち帰り、ヨーロッパに広がりました。最初は毒だと信じられ観賞用でしたが、イタリアの貧困層で食用にしようする人が現れ、200年もの開発を経て一般的に食用となったのは18世紀のことで、地中海地域で好まれるようになりました。

18世紀末にはイタリアで多彩なトマト料理が生まれ重宝されています。北アメリカではその後も食用として認知されていませんでしたが、フロリダ方面からのスペイン系入植者やカリブ海経由の黒人奴隷が、トマトの食習慣をゆっくりと広めていったとされています。日本には17世紀の半ば、江戸時代の寛文年間頃に長崎に伝わったのが最初とされ、四代将軍徳川家綱のお抱え絵師であった狩野探幽が1668年に「唐なすび」と称して描いています。

観賞用として珍重され食用になったのは明治以降で、西洋野菜と共に改めてヨーロッパやアメリカから導入されました。日本人の味覚に合った品種の育成が盛んになったのは昭和に入ってからです。