もやしは、さまざまな料理に使えて栄養も豊富な上、価格も安いため庶民にとってなくてはならない野菜だと言えますが、その歴史を知らない人も多いでしょう。
そもそもの始まりは、「種子の発芽」を発見した中近東であったとされ、それが中国へ伝わり、さらに日本へ伝わったとされています。
しかし、日本へどのような形で入ってきたのかということについては諸説あり、1850年頃に長崎に伝えられたという説や、平安時代には既に伝わっていたという説が知られています。
いずれにしても、もやしを生産する業者が増えはじめたのは1900年代の初頭からであり、さらに第二次大戦後に日本全国で生産が行われるようになって現在に至ると言われています。