玉ねぎの世界の産地のお話

今や毎日の食卓で欠かせない存在となっているのが玉ねぎ。他の野菜に比べて比較的安価であることなどから人気のある野菜と言っても過言ではありません。

そんな玉ねぎについて日本における年間生産量は約107万トンでこれは世界的に見れば第18位となっています。世界の産地で最も年間生産量が多いのは中国でその量は2230万トンとなっており、日本の生産量の実に20倍以上という収穫量を誇ります。

その次に多いのがインドの約2000万トン、その次がアメリカの約315万トンで、以下イランの約238万トン、ロシアの約200万トンと続きます。

このように玉ねぎは日本のみならず世界各国においても盛んに収穫されている野菜と言えます。

玉ねぎの一番美味しい食べ方のお話

普段脇役として使われることが多い玉ねぎですが、健康的にみると主役クラスの実力を持っています。

辛み成分の硫化アリルは、血液をサラサラにするのに効果的です。応用範囲が広く日持ちがする野菜になっていますので、いつもストックしておいて積極的に利用したいものです。

玉ねぎの一番美味しい食べ方は、オニオングラタンスープにして食べることです。玉ねぎを薄切りにして鍋にバターを溶かして、あめ色になるまで炒めます。水とコンソメ、ローリエを加えたら4~5分ほど煮込んでいきます。煮込みが終われば、塩と胡椒で味を調えます。器に盛ってフランスパンを浸して、粉チーズやパセリをふります。

玉ねぎをあめ色になるまで炒めて、甘みをしっかりと引き出すのがポイントです。

玉ねぎの日本の産地のお話

玉ねぎを栽培している地域は多数あります。日本の産地ランキングでは、1位北海道、2位佐賀県、3位兵庫県の順となっています。その中でも、北海道は日本全国の生産の60%以上を占めています。

北海道の中でも北東地域に所在する北見市が全国の生産の20%を占めています。冷涼な地域で育てられるため、玉ねぎ全体が引き締まり、辛味が少なくより甘い玉ねぎが育っています。大正時代に北見市には玉ねぎの栽培が伝わりましたが、当初は年間を通して栽培することが困難でした。栽培時期や品種改良により、今では年間を通して生産できます。

また、生産量が3位ではありますが、兵庫県の玉ねぎも有名です。兵庫県では、淡路島さんが有名です。温暖な気候を生かして栽培されており、柔らかくて甘味のあるものが出荷されています。辛味成分が通常のものよりも大幅に少ないことが特徴です。

地域により、特徴は異なりますが、甘味の強いものが一般的には好まれ流通量が多くなる傾向にあります。

玉ねぎの栄養素のお話

体に良いとされる玉ねぎは、ビタミン類やミネラル類といった栄養素は多くは含まれていません。カリウムなどのミネラルは含まれてはいますが、野菜の中では決して多いとは言えません。

しかしポリフェノールの一種のケルセチン、イオウ化合物である硫化アリルを含んでいます。ケルセチンは強い抗酸化作用を持っていて、血管をしなやかで丈夫なものにします。

そして血液をサラサラにして、悪玉コレステロールを減らす効果があります。また脂肪の吸収を抑える効果もあり、玉ねぎがダイエットの良いのはこのためです。硫化アリルは血液をサラサラにして流れを良くするもので、高血圧、糖尿病、動脈硬化などの予防に繋がります。またビタミンB1の吸収を促し、疲労回復、不眠などの解消にも効果があります。

この他にも整腸作用があるオリゴ糖や食物繊維なども含んでいて、玉ねぎの栄養素は、健康な体作りに欠かせないものです。

玉ねぎの選び方のお話

玉ねぎの選び方ですが、黄玉ねぎの場合には腰高で硬いもの、さらには丸々と太っているものを選ぶようにしてください。また首と根の部分が小さくてギュッとしまっているものの方が鮮度が良く栄養価も高い特徴があります。

加えて表面の茶色い皮はしっかりと乾燥していて艶があるものの方が良く、傷などもついていないものを選ぶ方が良いです。持った感覚としてはずっしりと重みを感じるものの方が実が詰まっていて良い玉ねぎです。

次に新玉ねぎの選び方ですが、これも表面に傷がないものが良いのですが、硬くてしまりがありずっしりとした重みがある方が良いのは黄玉ねぎと同様です。が葉がついている場合には葉が青々としていて綺麗なものを選ぶと良いでしょう。

カビが生えやすい野菜でもありますので、その辺もよく確認してから購入するようにしてください。

玉ねぎの一番安い価格のお話

玉ねぎは種類が豊富で、しかも他の野菜に比べて価格が安いことから、料理として使われることが多いアイテムの1つと言えます。

玉ねぎの収穫時期は一般的には4月から6月ごろと言われていますが、近年では品種が多くなりかつ全国的に生産されるため、年間を通じて販売されています。

そんな玉ねぎの相場は種類や大きさによって多少異なりますが、概ね1玉あたり50円から70円程度となっています。随時に実施しているスーパーでの安売り日においては1玉あたり15円から30円で売られていることもあります。

さらに玉ねぎをネット単位や箱単位で販売していることもあり、この場合であれば1玉あたり10円程度となり、これが一番安い価格と言えます。

玉ねぎの一番高い価格のお話

玉ねぎは、カレーや味噌汁、野菜炒めなどさまざまな料理に使うため、常備しておきたい野菜であり、スーパーへ行けば手頃な値段が買うことができます。

しかし玉ねぎにも高級なものがあり、普段食べているものとは違う美味しさがあります。玉ねぎは日本各地で生産されていますが、最も品質の良いものを生産している産地としては淡路島が有名です。

特長としては、他の産地のものと比べて柔らかさや甘さがあり、さらに辛さが少ないことが挙げられるでしょう。価格に関しては、5kgで2000円程度で販売されているため、1玉あたりで考えると一般のものより倍近く高いと言えます。

そして一番高い価格になると、16玉で4000円という淡路島産のものがあり、1玉あたり250円という価格になります。

玉ねぎの簡単レシピのお話

玉ねぎはいろいろな料理に使える、いわば野菜の万能選手。生でも、煮ても焼いても炒めてもおいしく食べられます。血液をサラサラにする効果がある成分が含まれていますので、健康のために積極的に食べているという方も多いのではないでしょうか。

そんな玉ねぎの簡単レシピのひとつは、オニオンサラダ。玉ねぎを薄くスライスしてお皿に盛り付け、ポン酢やドレッシングなどお好みのものをかけるだけで完成。シャキシャキと食感が良くさっぱりと食べられるので、いろいろな料理に合いますし、お酒を飲まれる時のおつまみのひとつにも。

かつおぶしやベーコンチップなどをトッピングするのもおすすめです。温かいメニューなら、玉ねぎを丸ごとお鍋に入れて、ひたひたの水と固形スープの素でことこと煮込むだけ。やわらかく煮えたら、塩、こしょうで味を整えて、スープと一緒に盛りつければ、とろとろ甘い玉ねぎが味わえる一品が出来上がりで。

ベーコンやソーセージなどと一緒に煮込むと、さらに味わいが深まります。お試しを。

玉ねぎの和食レシピのお話

玉ねぎはネギ属の多年草で万能野菜の一つとして和食をはじめ洋食、中華など様々な料理に使用されています。

玉ねぎに含まれる硫化リアルはビタミンB1の吸収を高めたり新陳代謝を活発にしたり、疲労回復などにとても効果的となっています。

また硫化リアルは血液凝固作用を遅らせる働きがあるため血液をサラサラにして血栓を予防し動脈硬化や高血圧、脳梗塞などの予防にも役立っています。

肉じゃがやシチュー、野菜炒めなど玉ねぎを使用した和食レシピは沢山ありますが、玉ねぎスライスなどの生の玉ねぎを使用したレシピには血糖値を下げる働きのある硫化プロピル成分が豊富に含まれており、更に不眠症や精神的な疲労などにも効果的となっています。

玉ねぎの中華レシピのお話

玉ねぎは、世界的に見ても、かなり消費量の多い野菜と言われています。つまり、玉ねぎは、世界中の人に食べられている、人気の高い野菜ということです。

玉ねぎは、中華料理にもよく使われ、たくさんのメニューがあります。たとえば、回鍋肉、八宝菜などのメジャーな中華料理にも使われています。

ほかに、玉ねぎとにら、たまごだけを材料としたシンプルで美味しい中華レシピがあります。まず、溶いたたまごを熱したフライパンでさっと炒めて、一端取り出します。次に、2センチほどに切ったにらと櫛切りにした玉ねぎを炒め、中華だしと塩で味をつけて、たまごを戻し入れ、混ぜ合わせながら軽く炒めればできあがりです。

ご飯のおかずによし、酒のつまみによしの一品です。