地中海沿岸が原産のブロッコリーはイタリアでは昔から食べられていた野菜の一つで、日本に入って来たのは明治初期、一般の家庭の食卓で見られる様になったのは昭和40年代という比較的日本では新しい野菜です。
明治時代は高級官僚や貴族の中で珍しいという事で食べていましたが、栽培する農家も少なく普及されず大平洋戦争によって食べられる機会もなくなりましたが、戦争が終わり洋食文化が広まり一般にも人気が出始めてから日本のブロッコリーの食歴史が再び始まりました。
現在は栽培する農家も増え国産で食べられる野菜の一つで特に栄養価が高い事がテレビなどで特集される事が多くなりました。
子供から大人に至るまで広く食べられ高齢者や病院でも頻繁に使用される野菜となりました。