にんじんはカロテンが豊富に含まれている野菜で、日本でもかなり身近な食品として四季を通じてスーパーなどで販売がされています。
そんなにんじんですが、日本の産地としては北海道と千葉そして徳島が生産数上位の県として挙げられます。ただ、この3つの県については特色がはっきり分かれているのです。
その内訳としては北海道産は秋に主に出荷されますが、千葉県産は冬、徳島県産は初夏といった形となります。これは、にんじんが涼しい気候でよく育つという特徴からきています。スーパーなどでいつでも手軽ににんじんが購入できるのは、日本が縦に長く、地域によって様々な気候が存在するからというわけです。
にんじんの日本の産地としては他には青森県、長崎県などがあります。