玉ねぎの歴史はとても長いです。原産地は中央アジアで、そこから古代エジプトなどへ広まったとされています。
ピラミッドを作る労働者は玉ねぎを食べてスタミナをつけていたそうです。また、古代ローマ軍も戦いの際に食べていたようです。今ではあまりイメージがないかもしれませんが玉ねぎはパワーの源だと思われていたようです。また、ヨーロッパではその刺激的な匂いから、魔除けとしても重宝していたと言われています。
玉ねぎが日本に渡ってきたのは江戸時代で、栽培が広まったのは明治時代だとされています。北海道開拓に伴い栽培が始まったという記録があります。
消費が広まったのは昭和に入ってからのことです。このように、玉ねぎが日本で食べられるようになったのはごく最近のことなのです。