キャベツの和食レシピのお話

冷蔵庫の野菜室を見ると、どの家庭でもいつも常備してある野菜の一つとしてキャベツがあります。

洋食のイメージがあるキャベツですが、和食レシピとしても大活躍をすることになり、炒め物などのおかずとしても、また付け合せのお漬物や汁物としても利用ができる応用力があります。

和食では、味付けが醤油や塩、かつおなどのだし汁、味噌などがメインとなりますが、どの味にもキャベツはぴったりです。料理が苦手な人や急いで食事を作らなければならないという場合にも生のままでも食することができ、また根菜類の野菜と違って加熱時間も短時間でしっかりと火を通すことができます。

アクの少ない野菜でもあるので、茹でてアクを落とさなくても電子レンジで蒸すだけでも簡単に調理ができます。

キャベツの中華レシピのお話

中華料理にキャベツはよく利用されます。特によく用いられるのが炒め物です。キャベツの食感が活かせて、ボリューム感も出せるからかも知れません。

そんなキャベツの中華レシピの中でおすすめは、ホイコーローです。まさにキャベツの食感が存分に味わえる一品です。料理法も簡単、まずは材料となるキャベツとピーマン、豚肉、タマネギを用意します。

材料は、すべて一口大の角切りにして、強火で炒めていきます。火が通ったところで、正油、日本酒、砂糖、味噌を加えて混ぜながら炒めていきます。最後にオイスターソースで和えればできあがりです。

アツアツのご飯に合い、食が進む一品ですが、ビールなどお酒のつまみにも最高。冷めても美味しいので、弁当のおかずにもなります。

キャベツの洋食レシピのお話

キャベツの洋食レシピといえば、ロールキャベツを置いて、ほかに考えられないでしょう。ロールキャベツは、その味付け方で、トマト味とクリーム味の二種がよく知られています。

ロールキャベツ本体を作るまでは、両者のレシピは同じです。タマネギ、ニンジンのみじん切りと牛ひき肉、パン粉を混ぜ合わせて、レンジで温めたり茹でて柔らかくしたキャベツでそれを包み、それぞれのスープで煮込んでいきます。

トマト味は、ホールトマトにコンソメ、トマトケチャップなどをベースに煮込み、クリーム味は、小麦粉、バター、コンソメをベースに煮込んでいきます。

熱いうちに食べるほうが美味しく、冬になると食べたくなる料理ということができるかもしれません。

キャベツの歴史のお話

キャベツの歴史は地中海沿岸で始まり、当時のイベリア人たちが野生のものを利用していたところ、そこへ侵入してきたケルト人が栽培を始め、ヨーロッパに広がりました。

古代ギリシャ・ローマでは主に薬草として食され、いろいろな研究もされていたようです。ケールがキャベツの祖先だと言われ、当時は今のように何層もの葉が巻いた形のものではなく、背の高い植物でした。

葉が巻いたものは13世紀ごろに作られるようになりました。日本へは江戸時代の末期に伝わり、明治時代に栽培が始まりましたが、当時の日本人が食べることはあまりなく、本格的に食べられるようになったのは、大正時代に入ってからです。

その後さまざまな品種改良が行われ、現在ではグリーンボール、紫キャベツ、芽キャベツや春玉など種類も増え、身近な野菜となりました。

キャベツの未来のお話

キャベツを食べ過ぎるとお腹にガスが溜まりますが、栄養は想像以上です。ビタミンCがたっぷり含まれていて食物繊維が豊富なので、消化を助ける働きがあります。

胃の調子が悪い時にキャベツを食べると良く、胃潰瘍の予防にもなります。便秘予防など様々な働きがあり、胃や十二指腸の健康を保つことに優れています。キャベツを食べると免疫力アップにつながり、抗ガン作用も期待できます。

とんかつなどの付け合わせにキャベツがよく用いられているのは、揚げ物による胸焼けを防ぐ作用があるからです。血液凝固作用のあるビタミンKも多く含まれていてカルシウムも豊富なので、緊張を和らげる効果も期待できます。

キャベツは安いので食卓に並ぶことの多い野菜ですが、様々な栄養素が含まれているので、この先の未来も明るいと言えるでしょう。

キャベツの最強食べ合わせ食材のお話

キャベツはビタミンCが豊富で、1枚の葉で1日に必要なビタミンCの2割を摂取することが可能です。

ビタミンUが豊富なので、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を防ぐためにことや、二日酔いなどで衰えている肝臓の機能回復にも効果的です。胃薬にもキャベツの成分が使われる本もあります。

胃の不快症状でお悩みの方は、鶏肉や他の野菜と一緒に煮込むポトフなどをお勧めします。鶏肉も胃腸の働きを助ける食材ですので、相乗効果でよりに優しく栄養価の高い食べ物になります。ビタミンCとビタミンUは水溶性のため、茹でてしまうと栄養価が水に流れ出てしまいますので、スープとして食べることで栄養価を無駄なく体内に取り込むことが大切です。

2つを組み合わせた最強食べ合わせ食材で、宴会の季節も安心になります。

キャベツの苦手な人でも克服できるレシピのお話

キャベツは健康パワーが高いことで知られる、淡色野菜です。胃腸を守ってくれるビタミンUをはじめ、有効成分を多く含んでいます。

生で食べると水溶性のビタミンを効率よくとることができるので、千切りにして付け合せやサラダにするのが良い食べ方です。一方加熱すると、甘みが出るので炒め物や煮込み料理にも向いています。

キャベツの生は、においがして食べられないといった人もいます。そういった人はキャベツを炒めて、においを消してください。キャベツをざくぎりにして、フライパンで炒め、しんなりとしたらほぐしたコンビーフを加えて炒め合わせ、塩と胡椒で味を調えます。

あっという間に作れる簡単レシピですが、キャベツとコンビーフのうまみが絶妙に組み合わされて、苦手な人でも克服できるレシピになります。

キャベツの毎日でも食べれるレシピのお話

ビタミンC、Uなど栄養が豊富なキャベツは毎日でも食べたい食材です。そこで、毎日でも食べれるレシピをご紹介します。用意するのは、キャベツと塩昆布、ごま油だけです。

まず、キャベツは洗って手でちぎっておきます。耐熱容器に洗ったキャベツと塩昆布を入れごま油を軽く回しかけます。軽く和えて、電子レンジでチンします。これで完成です。

塩昆布の塩気でじゅうぶん味が付きますが、塩気が足りないと思う方はお好みで塩を足してください。ごま油の風味が香ばしく箸がいくらでも進む一品です。

キャベツは包丁で切るより手でちぎった方が味が染みますし、何より簡単です。お子さんでも作れるほど簡単なので、そういった意味でも毎日作れるおいしいレシピです。